【レポート】第二十四回/和歌山県

2018.10.10

9/2(日)、和歌山県田辺市。天気はあいにくの雨。

今回の会場は『秋津野ガルテン』

この会場は2008年に地域住民が出資し誕生させた、都市と農村の交流を目指したグリーンツーリズム施設だそう。
田辺市立上秋津小学校の跡地であることもあって、会場は昔の学校さながら。廊下を歩くと「ミシミシ」と音がなる様子はまさに昔の学校にタイムスリップしたかと思わせるほど。

そんな素敵な会場で「平成の百姓一揆」は行われたが、イベントの企画や集客等では和歌山のクリエイティブ集団『TETAU』様に大変お世話になった。この場を借りてお礼を申し上げたい。

イベントは時間通り14時半に始まった。イベントを行う際は、なかなか開始時間には全員は揃わないものであるが、
この雨の中しかも約40名の参加者の方に時間通りにお集まりいただいた。これは県民性なのだろうか、
いや現場でご活躍されているTETAU様の素晴らしい段取り力がその秘密を握っているのかもしれない、とそんなことを考えていた。

開始に先立って、TATAU代表理事の丸山健さんよりご挨拶。
「一次産業が盛んな地域と言われている和歌山県南地域でもこれほどまでに生産者さんが集まる機会はあまりない。
こんな機会なのでぜひ積極的にご参加いただきたい。」とお話をいただいた。

その後は、高橋より講演。
ご参加いただいた皆さま38名のうち、なんと30名近くが生産者さん。これほどまでに一次生産者さんの割合が高い会はこれまで少なく、質疑も
「今後、都会で暮らしている方々向けに農業体験を行っていきたいと思うが意見が欲しい」
というものや、
「直販をしたいがいくらで販売してよいか迷っている」
といったものまで、生産者さんならではの具体的な悩みが出てきたのが印象的だった。

そして、休憩を挟んだのち今回のメインイベント、「トークセッション」も行われた。
和歌山の生産者さん2名と高橋のぶっちゃけトークを交えたセッションは頷きと爆笑の嵐だった。

ご登壇いただいたのは、Uターンで農家を継いだまつさか農園のオーナー松坂進也さん、1週間でメルカリで700箱のみかんを出荷したというから驚きだ。
そして、藏光農園を家族4人で経営している藏光俊輔さん。この藏光さんは「知っていることが自慢になる農園」を目指して日々奮闘されている。

このお二人と高橋が選んだトークテーマは「これからの農家の直販」。
「お客さんって本当に貴重でありがたいのだが、時にうっとうしい。」と語る松坂さん。
そして、「今は畑でただ頑張っていても、その頑張りはお客さんに伝わらない時代になっている。」と語る藏光さん。

お二人の実体験を踏まえたぶっちゃけトークは非常に盛り上がるものとなった。

トークセッションの詳しい内容は下記記事にまとめられているのでぜひこちらをご覧いただきたい。盛り上がったトークセッションのあとには集合写真をパチリ。昔ながらの校舎のよい雰囲気で、クラス写真のようにも見える。

最後になりましたが台風の迫る中ご参加いただいた生産者の皆さん、改めてありがとうございました!
(スタッフ中山)

▼高橋博之からの一言
和歌山のみなさん、台風襲来前のお忙しい時期にも関わらず、平成の百姓一揆にご参加いただき、ありがとうございました!
和歌山県民は台風慣れしていると聞いていましたが、台風の進路予測を見ただけで大体の被害予測ができるなんて人がいるとはさすがにびっくりしました。
とはいえ、最近は経験則がそのまま通用しない事態も散見されるので、くれぐれもお気をつけください。

さて、平成の百姓一揆はまだまだ前半戦を終えたばかり。是非、お仲間の生産者さんへ平成の百姓一揆への参加を呼びかけていただけばと思います。
それでは、また会う日まで、どうかお元気で。