第十五回 / 鳥取県

2018.6.29

今回の共催は鳥取食べる通信さん。代表はまだ20代と若く、総務省から鳥取県庁に出向している権藤さんです。参加者も20代から70代まで幅広い方に30名近くもご参加して頂きました。鳥取駅付近でイベントやるなら「ココ!」とお墨付きの会場カフェソースの手配から参加者集めまでご協力ありがとうございました!

鳥取県での座談会参加者は高橋の話を聞いた後の質疑応答がとても活発で、農業に関することだけではなく、人生を生きていく上での本質的な問いが多かったです。

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◆30代、男性、農家
農業というのは、僕たちにとって一番大切だと思う。教育に農業を取り入れることが大切だと思うが、そういうことを実践してい学校はあるのか?
◆高橋回答
アメリカから始まったエディブルスクールヤードというものがある。学校の校庭を畑にして、子どもたちに経験させる。農業だけではなく、国語算数理科社会などと連携させて教育に深みを持たせている。ただ、教育の指針を決めている政治家が農業を知らないのが問題。

◆30代、女性、生活者
関係人口を増やすと言っても、収穫体験などの楽しいところしかやりたがらないと思う。
◆高橋回答
長野県売木村は移住者が多い。どうやったのかというと収穫だけではなく、草取りやら含めて1年間に7回、地域に来る様にした。7回全部来た人には米1俵。20人の定員に対して、150人の応募があった。7回も地域に来たらゴニョゴニョする。結果、移住者が増えた。
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エディブルスクールヤードというのが聞き慣れない言葉だったので調べてみると、約25年前にアメリカのカリフォルニア州バークレー地区で始まった取り組みで農園を学校に作り、その農園で収穫したものを料理で使うことはもちろん、算数や理科、社会といった一般教科も食や農を通して学びを深める学習メゾットとのこと。いまではカリフォルニア州のバークレー地区にある全ての小中学校にはエディブルスクールヤードが導入されているとのことでした。

座談会後の懇親会も含めて思ったことは「人口推移は過去25年間減少しており、このままでは2040年には約45万人、2060年には約35万人になると試算されているのに鳥取の人は全然悲観的ではない」ということです。課題先進県であることを強みと捉えて、基幹産業である農林水産業に関わる人たち一人ひとりの言葉には「おれたちが変えてやるんだ!」と熱い思いが込められているのが、伝わってきました。
最後に一つ、みなさんに考えて頂きたいことがあります。
今回、質疑応答で出た質問です。

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◆30代、女性、生活者
幸せってなんだろうか?
◆高橋回答
これはとても大切な質問で、みんなにも投げかけたい。「幸せってなんだ?」ということを日本は考えることを置き忘れてきたと思っている。正解はない。みんながそれぞれ考える。ただ、1つの答えは土を触ることだと思う。
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みなさんにとっての幸せとはなんですか?
【文責:細越】

▼高橋から一言
変革は一番遠いところ、一番小さいところ、一番弱いところから始めるという。鳥取でそのことを改めて実感した。