【レポート】第十回/鹿児島県

2018.6.5

5/23(水)、鹿児島県鹿児島市。天気は晴れ。

鹿児島中央駅からほど近い「サンエールかごしま」の建物内にある和室にて
「平成の百姓一揆~高橋博之47キャラバン~」は開催された。
25名の方にご参加いただき、会場である和室は満席となった。

開口一番高橋は「明治維新から150年目の節目の年に、
こうして鹿児島で車座座談会を開催できてよかった」と語った。
歴史を動かす原動力となる多くの偉人が生まれた鹿児島の地。高橋も想い入れは強かったのであろう。

高橋はこうも語った。
「『一揆』と聞くと武力にて政府/幕府に対抗したというイメージをお持ちの方も多いはずだ。
そして現代でも農産物の自由化の議論が浮上した際には、
いきり立った百姓たちが『絶対反対』のはちまきを頭にトラクターで国会議事堂周辺を走るなどのパフォーマンスを行っていた。
しかし今回の『平成の百姓一揆』は違う。かつては手に槍を持って政府に立ち向かっていたが、
槍をスマホに持ち替え、そのスマホで自ら食の未来、食べ物の裏側の魅力を訴える発信をしてほしい。」

これが今回の百姓一揆である。

今回の座談会では、多くの参加者から多くの意見や想いをお聞きすることができた。
抜粋し紹介したい。

40代女性「仕事の関係で鹿児島へやってきた。
鹿児島では地元のボランティア活動などをしているが、そうすることで鹿児島への地元愛が生まれてきた。
この地元愛が生まれてくる感覚は地方ならではだと気付いた。
今後は鹿児島と東京を行ったり来たりして生活したいと思っている。」
という関係人口創出に関連したものや、

30代女性「お付き合いしている人が農家。それがきっかけで農業の現状を知ることになった。
思った以上に生産現場を知らなかったことに気づかされた。今はヒーヒーしながら手伝っている。」
や、
20代男性「学生時代にさつまいも農家のお手伝いをしていた。
ある時、さつま芋を収穫していると全てカビだらけで全滅していたことがあった。
この経験から作る人の情報を消費者に伝えていくことが大事だときづいた。」

という今までいかに自らが生産現場を知らなかったか、
そしてその現場を伝えていくことが大事だというものまで多種多様な意見が出た。

今後もぜひご参加のみなさまと一次産業の今後について意見交換させていただきたい。(スタッフ中山)

▼高橋博之からの一言
たくさんの農家さんにご参加いただきました。遠くは種子島から高速船で1時間半かけて。
みなさん穏やかながらも内に秘めたる熱いものを持っているように感じました。
まるで桜島のように。そして、過去最高の懇親会参加率。お酒も好きなんですね、薩摩の人は。よかばんでした。